ご使用にあたってのアドバイス

ソーチェーンについてのアドバイス
1. 写真チェンソーのソーチェーンは、木を切るためのものです。他の物を切るためにソーチェーンを使用しないでください。 運転中にソーチェーンを岩や土に接触させないように注意してください。ソーチェーンは時速80kmを超す速度で走行しています。 岩や地面にちょっと触れただけでも、カッターには10倍を超える衝撃がかかります。
2. ソーチェーンの刃が鈍った状態での切削は避けてください。ソーチェーンは、刃先が鋭いときには自ら木に食い込み、軽く 力を加えるだけで効率よくカットすることができるようになっています。木屑が細かくなったら、刃先が鈍くなっている兆 候ですので、目立てを行ってください。
3. ガイドバーとソーチェーンの寿命を延ばすために、ソーチェーンの適切な張りを維持し、高品質の潤滑油を使用してください。
4. キックバックへの安全のため、ローキックバック・ソーチェーン(キックバック抑制型のソーチェーン)のご使用をお勧めしています。
留意点
1. チェンソーを使用するときは、まずメーカーの取扱説明書をよく読んでください。
2. 疲れているとき、お酒が残っているとき、動作や判断に影響するような処方薬その他の薬を服用しているときは、チェンソーの使用は避けてください。
3. 安全靴、身体にぴったりと合う衣服、保護グローブ、目、耳、頭部の保護具を着用してください。
4. 作業する際には、親指と他の4本の指でハンドルを包み込むようにして、両手でチェンソーをしっかりと握ってください。しっかりと握っていれば、キックバックなどの反動が起きてもチェンソーをコントロールすることができます。 ハンドルは、コントロールできるように、常にきれいで乾いた状態に保ってください。オイルや燃料の汚 れなどが付着している場合にはきれいに拭き取ってください。
5. チェンソーは全回転で運転する設計になっています。切削時には、生産性を高めるためにも、また身体の疲労を抑えて安全操作を確保するためにも、フル・スロットル(エンジン全開)設定を維持してください。
6. 切削時には、身体を少し脇にずらして斜めに構えた姿勢をとります。チェーンとガイドバーがなす平面から身体をそらし、チェンソーが制御できなくなった際にケガする危険を少なくするためです。
7. チェンソーを持ち運ぶときは、エンジンを停め、ガイドバーとソーチェーンが後ろにくる向きでチェンソーを持って、マフラーは身体に触らないように離して運んでください。持ち運ぶときには、必ずガイドバーにバーケースをはめてください。
8. 背伸びしてカットしたり、肩より高い位置をカットしてはいけません。身体が不安定な状態でチェンソーを操作することは非常に困難です。
9. 木の枝にまたがってカットしたり、梯子からカットしてはいけません。そのための特別な訓練を受けており、特別な装備を施している場合でないかぎり、絶対に避けてください。チェンソーにかかる切断衝撃や切断する材料の動きによって、バランスを失う危険があります。
10. 特殊な切削には訓練や技量を要します。不安な場合は必ず作業を専門家に依頼してください。
11. キックバックによる危険を避けるために、作業する場所から障害物を取り除いてください。チェンソーを運転しているときは、ガイドバーのノーズが丸太や枝やその他の障害物に接触しないように注意してください。鎖を連結したフェンスやワイヤー・フェンスのそば、または、緩いワイヤーや切れたワイヤーが存在する場所でのカットは危険なので、絶対に行わないでください。
12. 山林や林などでの伐採の際には、広い作業領域と、しっかりとした足場を確保してください。また、万一の場合のために、倒木からの退路を予め確認してから作業を開始してください。
13. 樹木の切り口にチェンソーが挟まれて動かなくならないように気をつけてください。そのような場合、チェンソーを引き抜こうとして「引っ張る力」に対して、チェーンが挟まれたときに生じる「押す力」によって予期せぬ勢いが加わり、反動で身体が後ろに倒れる事故が起きることがあります。チェーンが回転してれば、自由に引っ張ることができます。
14. 小さな房や若木を削るときは特に注意をしてください。細い木屑がチェーンに食い込んで、身体に向かって飛んできたり、食い込む際の力によってバランスを崩すことがあるからです。
15. 引っ張られた状態の枝や若木をカットするときは、跳ね返りに気をつけてください(このような対象をスプリング・ポール、バネ状の棒といいます)。枝の緊張がなくなったときに枝やチェンソーでたたかれることがあるからです。
16. チェンソーをスタートさせるときや作業時には、周囲に人を近づけないようにしてください。傍観者や動物は作業領域から 遠ざけてください。
17. エンジンが動いているときには、身体のすべての部分をソーチェーンから離してください。
18. 痛んでいるチェンソー、調整不良、あるいは組立不良のチェンソーは使用しないでください。 スロットルの調整トリガ(引き金)を緩めたときにソーチェーンが停止することを確かめてください。チェンソーの機械的状態に疑いがあるときは、ディーラーに相談してください。
19. チェーンのメンテナンスについてはメーカーの指示に従ってください。ソーチェーンを研ぐには、第一は刃のエッジを研ぐこと、第二はデプスゲージ設定の調整が必要です。疑問点がある場合には販売店に相談してください。
20. ガイドバーとソーチェーンについては、メーカー指定品または同等品を使用してください。不適切なガイドバーやソーチェーンを使用すると、性能に影響するだけでなく、キックバックに対する安全性にも影響します。
21. ソーチェーンの適切な張りを維持してください。緩すぎるとソーチェーンがガイドバーから外れて作業者を傷つけることが あります。
22. 取扱説明書で、自分で行う手入れとして示されている項目以外の手入れは、専門の方に委ねてください。不適切な保守はチェンソーを痛め、作業者に危害を与える結果を引き起こすことがあります。例えば、不適切な工具でフライホイールを外したり、クラッチを外すときに不適切な工具でフライホイールを固定すると、フライホイールに構造的被害が生じて、破壊 を引き起こすことがあります。
23. 燃料の扱いには気をつけてください。チェンソーのエンジンをかけるときは、燃料補給場所から3m以上離れた場所で行ってください。給油中にタバコを吸わないでください。ガソリンチェンソーは、必ず換気の良い場所で使用してください。