郁文館グローバル高等学校は、東京都文京区に位置する私立高校で、グローバル教育に特化したカリキュラムを提供しています。「グローバル」の愛称で親しまれ、国際社会で活躍できる人材の育成を目指しています。
学校概要
郁文館グローバル高校は、「子どもたちの幸せのためだけに学校はある」という教育理念のもと、「夢教育」を実践しています。2024年4月現在、男子89名、女子106名の計195名が在籍しており、活気あふれる学校生活を送っています。
特色ある教育内容
1年間の海外留学プログラム
同校の最大の特徴は、2年次に全員が1年間の海外留学を経験することです。「1人1校」の原則により、生徒たちは日本語を使わない環境で留学し、実践的な英語力と国際感覚を磨きます。留学先は、Liberal Artsクラスではカナダまたはニュージーランド、Honorsクラスではアメリカとなっています。
充実した英語教育
日本人教員とネイティブ教員によるチーム・ティーチングを採用し、実践的な英語力の育成に力を入れています。TOEFL や IELTS などの国際的な英語能力試験対策も行っており、海外大学への進学を視野に入れた指導を行っています。
協働ゼミと起業家教育
「協働ゼミ」では、生徒たちが自らの関心に基づいてテーマを選び、探究活動を行います。また、「アントレプレナーシッププログラム」や「高校生社長講座~起業塾~」といった起業家教育プログラムも提供しています。
進路実績
郁文館グローバル高校の進路実績は非常に優秀です。2024年度の難関大学合格者数を見ると、早慶上理ICUに8人、GMARCHに25人、関関同立に4人が合格しています。海外大学への進学も多く、UC Berkeley、University of California San Diego、University of Minnesota Twin Citiesなどの名門校への合格者を輩出しています。2023年度には、THE世界大学ランキング400位以内(旧帝国大学以上に相当)に20名が合格しました。さらに、「海外大学現役合格率3位」「海外大学現役合格数7位」にランクインするなど、国際的な進学実績も顕著です。
学費
2024年度の高校1年次の学費関係小計は876,500円となっています。これには入学金250,000円、授業料415,000円、施設設備費100,000円、教育充実費70,000円が含まれます。留学費用については、Honorsクラスで約580万円、Liberal Artsクラスで約430万円を想定しています。
まとめ
郁文館グローバル高等学校は、グローバル社会で活躍できる人材の育成を目指す先進的な教育機関です。全生徒が経験する1年間の海外留学、充実した英語教育、そして「夢教育」を通じた個性の伸長が特徴です。国内外の難関大学への高い進学実績も魅力の一つであり、世界で活躍する人材を育成する学校として、大きな可能性を秘めています。
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