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チェンソーの寿命の目安は? 刃を長持ちさせる方法はある?

チェンソーの寿命の目安は? 刃を長持ちさせる方法はある?

チェンソーやソーチェーンの寿命とはどれくらいなのでしょうか。できれば良い手入れをして、長く使いたいものですね。
ここでは、チェンソーの寿命や、ソーチェーンを長持ちさせる方法について説明します。

チェンソーの寿命の目安は?

チェンソーの寿命は、その種類や使用用途、使用頻度などによって大きく変わるため、一概には言えませんが、正しいメンテナンスで寿命をできるだけ伸ばすことは可能です。
チェンソーのメンテナンスの基本は、定期的な掃除と、各部品の点検や交換、使用しないシーズンの保管方法です。
但し、チェンソーの部品の形や配置はメーカーや機種によって異なるため、取扱説明書をしっかりと読み、メーカーの指定するメンテナンス方法を参照してください。

今回はソーチェーンを長持ちさせる方法について、詳しく解説していきます。

ソーチェーンが消耗する仕組み

ソーチェーンはカッター、ドライブリンク、タイストラップがリベットで連結された構成になっています。
「ソーチェーンが消耗する」とは、一般的にはカッターの消耗を意味しています。

カッターの消耗

ソーチェーンのカッターは、上刃と横刃の交わるワーキングコーナー(頂点、切っ先)から木材内部に食い込みます。高速で回転して木材に食い込むため、カッターのワーキングコーナーは少しずつ角が取れて丸くなり、やがて切れ味が悪くなります。
その切れ味を復活させるために、カッターは目立て(研ぎ直し)ができますが、目立てするたびにカッターは小さくなりますので、いずれは寿命を迎えることになります。

ソーチェーンの寿命を長持ちさせる方法

ソーチェーンは消耗品ですが、適切に扱えばその寿命を長持ちさせることもできます。
以下にソーチェーンの寿命を長持ちさせる為の4つのポイントを説明します。

1.使用時には注油を行う

ソーチェーン使用時には、潤滑効果を高めるチェーンオイルが欠かせません。チェーンオイルがないと、ソーチェーンとガイドバーが摩擦で焼き付き、すぐに使用できなくなります。
チェンソーを使用する際は、チェーンオイルをタンクに注入し、作業中はソーチェーン・ガイドバー・スプロケットにチェンソーから常にオイルが供給されているか確認してください。
燃料を燃料タンクに供給する際には、チェーンオイルのタンクも満たすことを習慣にすると良いでしょう。

2.用途に適したソーチェーンを使う

チェンソーが使われる場面は、林業・家庭用・趣味など、多岐にわたります。
また、たとえば同じ「林業」といっても、土砂のついた丸太の玉切りと枝払いとでは、作業レベルが全く異なります。
用途や作業レベルにソーチェーンが適合していないと、過度な負荷がソーチェーンにかかりますし、作業効率も悪くなって消耗が進みます。
カタログなどを参考に、用途に合ったソーチェーンを選びましょう。

3.ソーチェーンの張り具合を確認する

正しいソーチェーンの張りの目安は、チェーンを指で持ち上げたときにドライブリンクの足が完全に出てしまわず、チェーンを手で回してスムーズに回る程度が良いといわれます。
緩んだソーチェーンをそのまま使っていると切れ味が悪くなり、また、ソーチェーンがガイドバーから外れやすくなりますので、ガイドバーやスプロケットを傷めてしまうだけなく、人にとっても大変危険です。
逆に強く張り過ぎると、ソーチェーンとガイドバーの接触部などが摩耗し、焼き付きを起こして寿命を縮める原因となります。
ソーチェーンの張り具合は「確認し過ぎ」を自分で分かるようになるまでは、こまめに確認しましょう。

4.切れなくなったら目立てを行う

作業時にチェンソーへ体重を掛けるようになったり、切り屑のサイズが小さくなってきた時が目立てのタイミングです。チェーンが木材内部に進んで行かない、切り屑が粉のようになったと感じた時は既に相当のダメージとなっています。
目立ての際は、チェンソーとソーチェーンをしっかり固定し、しっかり削れる丸ヤスリ(ハンドル付き)を使うことがポイントです。丸ヤスリは、ソーチェーンの種類ごとに決められた直径があります。また、カッターの減りに合わせて、ヤスリを細いものに替えることも広く行われています。
丸ヤスリを掛ける方向はカッターの内側から外側へ、ということで(変形ヤスリ以外は)共通ですが、ヤスリがけする角度はソーチェーンごとに推奨があります。カッターに対して宛がう高さにも推奨があります。説明書に従って正しい手順で行いましょう。目立ての補助器具も様々なものが出ています。これらの補助器具を使うことは全く恥ずかしいことではありません。ご自身の苦手な部分への補いや、仕上がりの確認に有効活用しましょう。

また、目立ての際にはデプスゲージをチェックし、カッターのワーキングコーナーとデプスゲージとの高さの差がなくなっていたら、デプスゲージを削って調整する必要があります。これも推奨値と補助器具があります。フリーハンドや切れ方から逆算して都度調整というのは作業効率にも機械にも悪いのでお勧めしません。

目立ては慣れないと難しく誰でも簡単に行えるようなものではありません。自分で目立てを行う場合は、チェーンについての正しい理解と、理解したことを身体で実践できるようになるまでの経験が必要になります。

以上のことを知り、ソーチェーンを良い状態で長持ちさせましょう。
ほとんどのチェンソーメーカーでオレゴンのソーチェーンが使用されています。ソーチェーンについてわからないことがあればお問い合わせください。

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