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チェンソーのガイドバーの種類は何種類ある? 選び方のポイントとは?

チェンソーのガイドバーの種類は何種類ある? 選び方のポイントとは?

チェンソーにとって重要な部品である「ガイドバー」には、いくつかの種類があります。ここでは、その種類や選び方のポイントについて詳しく説明します。

チェンソーのガイドバーとは

チェンソーのガイドバーは、ソーチェーンを装着し、その回転を支えるプレートです。チェンソーの「刃」に当たる部分を支える役割を担っており、チェンソーの中でもシンボルとなる重要な部品の1つと言えます。

チェンソー購入時には、チェンソーのパワーに見合った長さのガイドバーが本体に付属しています。機種や専門店によってはガイドバーの長さを選択できることもあります。基本的には「ガイドバーの長さ=切断できる木材の径の大きさ(太さ)」ですが、ガイドバーの全長いっぱいの太さの木材を日常的に切断することはお勧めしません。チェンソー本体に対する負荷が大きく、余計に体力と時間も掛かります。チェンソーの購入時には、まずはチェンソーでどのような作業をしたいのかを明確化し、木材に対してガイドバー全長の7~8割を使うイメージで購入するものを選ぶと良いでしょう。

また、「回し切り」や「突っ込み切り」などの手法を使うことで、ガイドバーの2倍の長さに近い直径の立ち木を倒すこともできますが、これらは林業の上級者向けのスキルが必要とされる作業です。

また、ガイドバーはチェンソーの機種に合ったものであれば、長さや形の異なるものに交換することも可能です。

ガイドバーの種類の分類

ガイドバーは、先端の構造により、スプロケットノーズとハードノーズの2種類に大別されます。そこからさらに、スプロケットノーズはボディの違いからラミネートか先端交換式の2つに分かれ、ハードノーズは用途の違いから、普通のハードノーズかカービングバーに分かれます。
これらのガイドバーの種類について、それぞれ特徴や用途、メリット・デメリットについて説明します。

スプロケットノーズ

特徴:ガイドバーの先端部分で、スプロケットと呼ばれる歯車を金属板で挟みこんだ構造です。このスプロケットがソーチェーンを受け止めて回転します。

用途:スプロケットノーズは、一般的で汎用性が高く、ほとんどの用途に使用可能なガイドバーになります。

メリット:スプロケットがあることにより、ソーチェーンの摩擦抵抗とエンジンの負荷が少ないため、パワーを効率的に使用でき、切断がスピーディーに行えます。

デメリット:部品点数が多い為、後述するハードノーズに比べると全体の耐久性は低い。摩擦抵抗を減少させる構造上、ガイドバーの先端でチェーンが僅かに浮いた状態になっており、ハードノーズに比べるとチェーンが外れやすいという点が挙げられます。

ラミネートと先端交換式の違い

ラミネートは3枚の板を張り合わせた構造です。軽量・安価ですが、張り合わせているという構造上、寿命が短く、使い方を間違えると割れてしまいます。
先端交換式は、先端のスプロケット部分だけがラミネート構造となっており、他の部分はハードノーズバーと同様に1枚の鋼板を削り出して作られたものです。スプロケット部分がカセット式になっているので、スプロケット部分が割れた場合は先端のみ交換できます。

ハードノーズ

特徴:1枚の鋼板からガイドバーの形状に削り出されたもので、先端にスプロケットはありません。

用途:スプロケットノーズで行える全ての作業において、バーの破損頻度を少なくしたい場合に用います。また、木の根切り作業にも使用します。

メリット:シンプルな構造のためスプロケットノーズに比較して頑丈です。

デメリット:回転時に高い摩擦抵抗が発生するため、エンジンへの負荷が大きく、切削スピードが遅くなります。

・チェンソーでの彫刻に用いるカービングバー

特徴:カービング(チェンソーでの彫刻作業)用に先端が極端に尖った形状のガイドバーです。

用途:カービング。ブロック塀を背にした立ち木への作業といった空間的制限がある場合や、果樹の選定などにも用いられることがあります。

メリット:先端が細いため細かい作業に向いています。キックバックの危険ゾーンが少なく、そのリスクを減らすことができます。

デメリット:先端部がとがっていることで最もソーチェーンが傷みやすく、パワーロスも大きいというデメリットがあります。

ガイドバーはカッティングアタッチメントの一部で、チェンソーの中でも最も重要なパーツのひとつです。上記を参考に、最適なガイドバーを選んでください。

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