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チェンソーのプロ用はDIY用とどう違う? 動力源や選び方について解説

チェンソーのプロ用はDIY用とどう違う? 動力源や選び方について解説

チェンソーを買おうと調べてみると、機種も価格もさまざまなタイプが見つかり、どれを選んだら良いか迷うことがあるのではないでしょうか。
実はチェンソーには大きく分けると「プロ用のヘビーユースに耐えられるもの」と「DIYなどのライトユースに向いているもの」があり、その違いを知っておくと、自分にとって適切なチェンソーを選びやすくなります。
この記事では、チェンソーのプロ用とDIY用とはどんな違いがあるのかについて、詳しく解説します。

動力源別に見るプロ用とDIY用のチェンソーの違い

チェンソーの違いの大きなポイントは動力源で、大きく分けるとエンジン式・バッテリー式・コード式の3種類があります。
それぞれの動力源別に、プロ用とDIY用のチェンソーの違いを見てみましょう。

エンジン式チェンソーの場合

エンジン式チェンソーは、全ての機種に、小型で高速回転にも向いている、2サイクルのエンジンが搭載されており、燃料を携行して補充しながらの連続使用が可能です。

エンジン式チェンソーには、排気量の異なるさまざまな機種があります。
34mlまでの小排気量の機種は、DIY向けが多くそろっています。
35ml~44mLクラスの機種は、プロ用の中型機やDIY用のハイエンド機と言えるクラスです。
44mlを超えるとほぼ全てプロ用となり、中でも60ml以上の大型機種は、高いパワーとスピードが求められる状況や、大径木の伐採に使われるクラスです。

このように、取り回しのしやすい小排気量から、ハイパワーの大型機種まで、幅広く揃っているのがエンジン式チェンソーの特徴で、プロ用からDIY用まで幅広く対応が可能です。
プロ用として最も多く使われるチェンソーの動力源はエンジン式です。

エンジン式のチェンソーは振動や騒音もそれなりに発生するので、使う際は、周囲に気を配る必要があります。
また、振動から手や腕を守るための防振手袋や、騒音から耳を守るための耳栓やイヤーマフを着用することをおすすめします。

バッテリー式チェンソーの場合

バッテリー式チェンソーは、チェンソーに付属しているバッテリーを充電して使うタイプです。エンジン式と同様、取り回し性に優れていますが、バッテリーを充電できない環境ではエンジン式ほどの連続使用はできません。

バッテリー式チェンソー最大のメリットは、低騒音と低振動です。
近隣への騒音を気にせずに使用でき、作業者の負担も少ないので、住宅地でのDIYには最適です。

バッテリー式チェンソーの性能を見る上で重要な指標は電圧で、多くは14.4V~36Vが中心です。
エンジン式の場合の排気量と同じで、電圧が大きいほど、切削スピードが速く、パワーも大きくなります。

最近はチェンソーメーカー各社とも、バッテリー式のチェンソーに力を入れており、ラインナップも徐々に増えています。
高性能な36Vの機種なら、エンジン式の40mlクラスと同等のパワーがあり、プロユースにも耐える仕様となっています。

コード式チェンソーの場合

コード式チェンソーは、家庭用の100V電源に、コードをつないだまま使うタイプです。
バッテリー式と同様、騒音や振動が少ないメリットがあります。
さらに、バッテリー式と比べると、バッテリーがないので本体が軽く、充電も不要で長時間使用できることが大きな違いです。

コード式は、電源につなげればいつでも使える手軽さがありますが、逆に言えばコードが届く範囲内でしか使えません。
こうした場所の制約があることに加え、パワー面ではエンジン式や充電式に劣る点はデメリットです。
電源が近くにある場所で、庭木の剪定や細い丸太の切断など、パワーをそれほど必要としない作業をする場合に、コード式はおすすめです。
DIY作業全般や、プロの作業補助のためなどに多く使われます。

チェンソーを選ぶ際に確認すること

チェンソーを選ぶ際に、特にしっかり確認して選びたいポイントは「動力源」と「ガイドバーの種類」です。
それぞれについて説明します。

動力源は何か

まずは自分の使用用途に合った動力源を確認しましょう。
取り回しのしやすさで選ぶなら、エンジン式かバッテリー式がおすすめです。
また、静音性を求めるのであれば、バッテリー式かコード式を選ぶと良いでしょう。

パワフルな連続使用をしたいのであれば、エンジン式が適しています。
ただしエンジン式は、ガソリンにエンジンオイルを混ぜた混合ガソリンを使用するため、燃料の扱いに慣れていないとやや面倒に感じるかもしれません。

また、チェンソーに入れたままの燃料は劣化しますので、長期間使用しないときは、燃料を抜いておく必要があるなど、メンテナンスの面でも留意が必要です。

ガイドバーの種類

ガイドバーは、チェンソーを象徴する細長いプレートの部分で、本体とチェンソーの刃であるソーチェーンをつなぎ、その回転を導く重要な役割を担っています。

ガイドバーを選ぶ際に最も留意すべき点は、長さと種類です。
ガイドバーの長さは、チェンソーのサイズやパワーによって、小型だと200・250mm、中型だと300・350・400mm、大型だと450mm以上などと、ある程度決まっています。
切断したい丸太の直径よりも長いガイドバーのチェンソーを使うのが基本です。

また、ガイドバーは、構造の違いによって、スプロケットノーズバーとハードノーズバーの2種類あります。
スプロケットノーズバーは、スプロケットと呼ばれる歯車が先端部分に組み込まれていることで、ソーチェーンの回転をスムーズにし、摩擦抵抗が少ないのが特徴です。
プロ用からDIY用まで、幅広く使われています。

一方、ハードノーズバーは、1枚の金属板で作られています。
構造がシンプルで、剛性が高いため変形しにくく、耐久性も高いことが特徴です。
太い木や、硬い木の切断などのハードな使用に向いています。

また先端部分が極端に細くなった形状のものはカービングバーと呼ばれ、チェンソーによる彫刻作業(カービング)用に作られたものです。
細かい作業に向いており、キックバックも起こりにくいことが特徴です。

用途によってチェーンを使い分けることも大切

チェンソーのソーチェーンは、規格や種類がさまざまです。
カッターの形状などは、切れ味の良さと目立てのしやすさのバランスを見ながら、好みのタイプを選ぶことができます。

また、木材用だけでなく、竹切り用など、用途に適した作りのソーチェーンも販売されていますので、用途によって使い分けるとソーチェーンの摩耗も少なく、快適に使用することができます。

用途に応じた、最適なチェンソーの選び方でお悩みの方は上記を参考にしてみてください。

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