MENU

MENU

チェンソーのガイドバー修理方法! チェーンが外れたときはどうする?

チェンソーのガイドバー修理方法! チェーンが外れたときはどうする?

チェンソーの作業中に多いトラブルの1つに、ソーチェーンが外れてしまうことがあります。ソーチェーンが外れると思わぬケガにつながりますので、外れないようにメンテナンスをすることが重要です。ここでは、ソーチェーンが外れる原因とその対応、またソーチェーンが外れる原因の1つとなるガイドバーの劣化と修理方法について説明します。

ソーチェーンが外れる原因

ソーチェーンがガイドバーから外れる原因は、大きく分けて4つが考えられます。

1.ソーチェーンが緩んでいた

適切なソーチェーンの張力の目安は、チェーンを指で持ち上げたときにドライブリンクの足が完全に出ず、チェーンを手で回してスムーズに回る程度が良いといわれます。
しかし、正しくソーチェーンを張っていても、使用するうちに必ず緩みが発生します。ドライブリンクの足がガイドバーから出てしまうと、ソーチェーンは外れやすくなります。
ソーチェーンの張りはこまめに確認するようにしましょう。
また、新品のソーチェーンは、緩みやすくなっていますので、使い始めは特に注意が必要です。

2.ソーチェーンに横向きの力が加わった

ソーチェーンは、横向きの力に弱いという特性があります。そのため、細い枝や弦が切断時に「しなる」と、横や斜め向きに力がかかり、それに引っ張られたソーチェーンは外れる可能性が高くなります。
ソーチェーンが外れる場面は、玉切りや伐倒よりも、こうした細い枝・弦・竹などを切断するときのほうが多く、注意が必要となります。

3.ガイドバーの先端が開いている。

使用する内に摩擦で少しずつ開いていくものですが、レールに比べて開きが大きい、明らかに歪んでいる場合は更に横向きの力に弱くなります。

4.ガイドバーのレールが詰まっている。

小石や、木屑が過剰に詰まって固まってしまっていると脱線の原因になります。

ソーチェーンが外れた場合はどうする

ソーチェーンが外れてしまった場合には、以下の手順に従って点検や修理を行い、場合によっては部品の交換も検討してください。

1.ガイドバーを点検する

そのままチェーンを一旦取り外し、ガイドバーの先端が開いていないかを確認し、念の為、レールの中を清掃しましょう。

2.ソーチェーンを適切な張りではめ直し、手で1周きちんと回るか点検する。

チェーンにバリが出ているとこの時点で引っ掛かって回りません。ついでにカッターに損傷が無いかも確認しましょう。

3.チェーンがはまらない、または手で1周回せない場合。

ドライブリンクが損傷・変形を起こしている可能性があります。引っ掛かる部分を特定し、平ヤスリなどを使って形を整えます。
この際、本体側ドライブスプロケットに異常が無いかも目視で確認しましょう。

4.2.を繰り返して異常が無ければOK

それでもチェーンが繰り返し脱線する場合は使い方が原因である可能性を疑います。

ガイドバーの修理

ガイドバーは、使用するうちに摩耗・変形していきます。特に多いのは、ガイドバーの溝がソーチェーンとの摩擦により削られて広くなる、左右の側面(レール)の摩耗バランスが悪くなる、衝撃によって曲がる、などの状況です。

このようにガイドバーの劣化が進むと、ソーチェーンの回転が不規則になり、切れ味が悪くなります。さらにエンジンに余計な負荷がかかる、また、ソーチェーン自体が余計に緩んでくる原因ともなります。こうした状況下では、作業効率も低下しますし、安全面でも望ましくありません。

時々ガイドバーの上下を逆にして摩耗の程度を均等にする、ガイドバーの側面に金属が飛び出す「バリ」を削り取るなど、多少の工夫やメンテナンスはできますが、ガイドバーは劣化が進むと修理は難しい部品です。

ガイドバーが適切な状態でなければ、ソーチェーンが新品でもその効果を発揮できません。
ガイドバーの変形や摩耗が明らかな場合は、新品のガイドバーへの交換を検討してください。

ソーチェーンの張替え

ソーチェーンのカッターは、木材を切るごとに少しずつ丸くなり、切れ味が落ちます。ヤスリなどで目立てをして研ぎ直し、切れ味を復活させますが、回数を重ねるとカッターは短くなり、目立てができなくなります。こうなると、ソーチェーンを交換するタイミングです。
また、ソーチェーンのドライブリンクやデプスゲージも、摩耗や変形が発生する箇所ですので、修復できないほどの劣化が見られたら、やはりソーチェーンの交換をしなければなりません。

チェンソーメーカーは、国内・海外を合わせ数多くありますが、これらのメーカーのチェンソーに装着されている多くが、オレゴン製のソーチェーンです。特に日本国内のメーカーのチェンソーには、十中八九オレゴン製のソーチェーンが使われています。

海外製のチェンソーでは、それぞれチェンソーメーカーの純正ソーチェーンが付属してきますが、オレゴン製のソーチェーンであれば、どのメーカーのチェンソーにも使用できますので、それぞれのチェンソーに適した規格・種類の商品を選んでください。

ソーチェーンが外れてしまった場合、また、ガイドバーの摩耗や変形が進行した場合には、上記を参考にしてみてください。

関連記事はこちら

チェンソーの掃除や刃部分のメンテナンス方法を解説

チェンソーの掃除や刃部分のメンテナンス方法を解説

チェンソーの手入れは、掃除に始まり、掃除に終わるといっても過言ではありません。使っているうちに付着する様々な汚れによって、チェンソー本来の性能を発揮できなくなる...

詳細はこちら >

チェンソーの刃(ソーチェーン)の張り具合について解説

チェンソーの刃(ソーチェーン)の張り具合について解説

チェンソーの刃(ソーチェーン)が適切な張り具合であることは、効率的で安全な作業のためにとても重要です。ここでは、ソーチェーンが緩むとなぜ危険なのか、また、張り具...

詳細はこちら >

チェンソーが故障したときの修理方法とは? 問題が起こりやすい場所と原因

チェンソーが故障したときの修理方法とは? 問題が起こりやすい場所と原因

チェンソーは使っているうちに各部の故障・劣化などが起こり、本来の性能を発揮出来なくなることがあります。チェンソー本来の性能を長持ちさせるためには、定期的なメンテ...

詳細はこちら >

チェンソーが切れない! チェンソーの刃が切れない原因と対策

チェンソーが切れない! チェンソーの刃が切れない原因と対策

チェンソーは使い続けるうちに、切れ味が落ちてきます。チェンソーの切れ味が良くないまま使うと、作業効率が落ちるばかりか、危険性も増しますので、改善しなければなりま...

詳細はこちら >

チェンソーの刃の交換方法とは? 交換時期や替刃の選び方も解説

チェンソーの刃の交換方法とは? 交換時期や替刃の選び方も解説

チェンソーの刃(ソーチェーン)を替えるタイミングは、大きく分けて2つあります。1つ目は、使用する内にチェーンに摩耗や変形が起こり、目立てなどのメンテナンスも限界...

詳細はこちら >

チェンソーの構造はどうなってる? 刃や各部の名前について解説

チェンソーの構造はどうなってる? 刃や各部の名前について解説

チェンソーの構造や特性を知って、適切に使用し必要に応じてメンテナンスをしていくと、チェンソーのパフォーマンスを最大に発揮しつつ、安全に使うことができます。ここで...

詳細はこちら >

チェンソーの刃の研ぎ方(目立て)について解説します

チェンソーの刃の研ぎ方(目立て)について解説します

チェンソーのパフォーマンスを最大に高めつつ、安全に使用するためには、チェンソーの刃を正しく研ぐことが大変重要です。ここではチェンソーの刃の研ぎ方(目立て方法)や...

詳細はこちら >

チェンソーのデプスゲージの目立てを平ヤスリで行う方法

チェンソーのデプスゲージの目立てを平ヤスリで行う方法

チェンソーの性能を十分発揮し、安全に使用するためには、ソーチェーンの刃の研磨(目立て)が正しく行われていなければなりません。また、カッターの目立てが進むと、それ...

詳細はこちら >