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庭の木の伐採を自分でやる際の道具や注意点について

庭の木の伐採を自分でやる際の道具や注意点について

自邸の庭は、忙しい毎日に潤いを与えてくれる大切な空間です。
そんな大切な庭を快適に守るためには、大きくなりすぎた木は適切に伐採し、日当たりや風通しを良くしたり、景観を守ったりする必要があります。
ちょっとした庭木を、このように自分で伐採することができれば、とても便利です。
ここでは、庭の木を自分で伐採する方法について、詳しく解説します。

庭の木を伐採する方法

庭木を伐採する際の選択肢としては、主に「業者に依頼する」か「自分で伐採する」の2つがあります。
それぞれのメリットとデメリットを見てみましょう。

業者に依頼するメリット:安全、確実な伐採をしてもらえる

「木が電線にかかっている」「伐採すると民家に当たる危険性がある」など、リスクの高い難しい伐採でも、プロに依頼すれば安全で確実です。

業者に依頼するメリット:道具や装備が不要

伐採には、チェンソー、ハシゴ、防護服など、専用の道具をそろえる必要がありますが、業者に依頼すればその必要はありません。

業者に依頼するメリット:後始末が簡単

伐採後の倒木や枝葉は、自治体によっては簡単にゴミに出すことができず、処理が面倒な場合があります。業者に依頼すれば、ゴミの回収も一緒にしてもらえます。

業者に依頼するデメリット:費用がかかる

特に、大きい木の伐採、高所での作業、搬出しづらい環境など、悪条件下の伐採は、特殊な機械や人件費がかかり、高額になるケースもあります。

自分で伐採するメリット:費用の削減

初めに一通りの道具や装備を揃えてしまえば、あとはお金をかけずに伐採できます。

自分で伐採するメリット:スキルが身につく

チェンソーの使い方や手入れ、庭木の伐採の手順などのスキルを得られます。

自分で伐採するメリット:精神的満足感を得られる

自分で庭の手入れをすることで、リラックス効果があるかもしれません。
また、自分で伐採したことで達成感や充実感が期待できます。

自分で伐採するデメリット:危険が伴う

チェンソーやのこぎりなどの道具によるケガや、その他倒木など不測の事態による危険が伴います。

自分で伐採するデメリット:道具を揃える必要がある

一通りの装備や道具を揃える費用が発生します。
また、それらを保管する場所も必要です。
1回だけの伐採であれば、業者に頼んだほうが安上がりになる可能性もあります。

自分で伐採するデメリット:周辺に危害を加えるリスクがある

伐採に失敗すると、近隣の民家や公共の建築物に危害を加えてしまい、賠償などが発生する恐れがあります。

以上の点から考え、庭の木の伐採を業者に頼むか、自分でやるかどうかを検討してください。
目安としては、「木の高さが3m以上、または幹の直径が20cm以上」の大きめの木の伐採や、「伐採場所が急な斜面にある、または民家や電線などに近い」などの難易度の高い場所での伐採は、業者に依頼したほうが無難と言えるでしょう。

庭の木を自分で伐採する方法

ここからは、庭の木を自分で伐採する方法について、手順を追って解説します。

1.木を倒す方向を決める

庭木の場合は、自宅や近隣宅に被害を及ぼさないように倒すことが重要です。
まず、木の重心方向を確認しながら、安全かつ倒しやすい方向を見定めます。
また、木にロープをかけ、倒したい方向に引っ張っておくと、より確実に倒したい方向に倒すことができます。

2.邪魔な枝を切る

木を伐採の邪魔になる枝は、初めになるべく切り落としておきます。
枝とは言っても、太いものになると思いのほか重量がありますので、枝の落とし場所にも十分気をつけましょう。

3.受け口と追い口を作る

ここからいよいよ伐採に入ります。

まずは伐倒方向に、受け口を作ります。
受け口は、斜めの切り込みと水平の切り込みによって切り取られた口の形の部分です。
水平の切り込みを幹の直径の1/3程度の深さまで入れます。
斜めの切り込み線は、45度くらいで、伐り終わりが水平の切り込みとぴったり合うようにします。
この斜めと水平の切り込みが合わさる線(会合線)が伐倒方向と直角になることが重要です。

続いて、反対側から、受け口の高さの2/3程度の位置に追い口を入れます。
追い口は受け口の会合線と同様、水平に入れます。
また受け口の会合線と追い口の間には、幹の直径の1/10程度の伐り残し部分(ツル)を残します。
会合線と追い口の伐り終わりの線を平行にすることで、ツルの幅を一定にすることが重要です。

4.木を倒す

追い口を入れ終わっても倒れ始めなければ、伐倒方向に木を押してみましょう。
それでも倒れない場合はロープを使って、倒したい方向に引っ張ります。
その際、木が自分に倒れてこないよう、充分な距離をとって引っ張りましょう。

5.根っこの処理

伐った後に残った根株はシャベルやツルハシを使って掘り起こします。
なかなか掘り起こせない場合は、支持根(太い根っこ部分)をノコギリで切ってやると、楽に掘り起こせます。

庭の木を自分で伐採する際に必要な道具

庭の木を自分で伐採するには、ある程度の道具や装備が必要です。
ここでは、まず初めに揃えたい基本の道具をご紹介します。

チェンソー

細い木であればノコギリでも伐採できますが、直径10cm以上の太い木や、木を何本か伐採する場合は、チェンソーがあると便利です。

チェンソーにはエンジン式、バッテリー式、コード式があります。
住宅地での使用や、短時間の使用であれば、庭木の伐採には取り回しがしやすく、低騒音、低振動のバッテリー式がおすすめです。
最近の高性能のバッテリー式はパワーもあり、直径20cm未満の庭木の伐採にも十分対応できます。

コード式のチェンソーは、コードの届く範囲の用途に限られ、コードがあるため取り回し性は劣りますが、電源さえあれば、いつでも使える手軽さが最大のメリットです。
自宅周囲の細い木の伐採や剪定には便利です。

エンジン式はパワーがあり、取り回しや連続使用にも優れていますが、騒音や振動はバッテリー式やコード式よりも大きく、注意する必要があります。
エンジン式は、機種やサイズのラインナップが豊富なので、用途に応じて検討してみると良いでしょう。

ロープ

庭木を意図した方向に安全に倒すためには、ロープが便利です。
ロープは太さ9mm以上の丈夫なもので、長さは、伐採する木の高さの2倍程度は必要です。

シャベル

伐採した後の切り株を掘り起こすのに使います。
ツルハシでも代用できます。

除草剤

除草剤を使って切り株を枯らして、木を確実に除去することができます。
ただし、除草剤には人体にとって有害な成分が含まれている可能性もあり、また、除草剤を撒いた周辺は、しばらくは他の植物も生育しにくい環境になることもあります。
これらのことも考慮した上で、除草剤は慎重に使用してください。

庭の木を伐採する際には上記を参考にしてみてください。

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