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初めての方もおさらいしたい方も! チェンソーの使い方:基本編

初めての方もおさらいしたい方も! チェンソーの使い方:基本編

ここでは、チェンソーの使い方の基本を説明します。初めてチェンソーを使う方も、また、改めて基本をおさらいしたい方も、ぜひ参考にしてください。

チェンソーを使う前の準備

チェンソーを使う前には、取扱説明書を読んで注意事項を把握し、エンジンを止めた状態で以下の準備をしましょう。

チェンソー本体の準備

各部の点検:チェンソー本体各部のネジの緩み、部品の破損や摩耗、オイル漏れがないか点検します。

燃料の補給:エンジン式チェンソーにはガソリンと2サイクル用のエンジンオイルを混合した混合燃料を補給します。混合比は、50:1や25:1などと、エンジンオイルごと、またチェンソーの機種によっても指定されている場合があります。混合比が不適切だと、エンジンの不具合につながりますので注意してください。

チェーンオイルの補給:チェーンオイル(ソーチェーンの回転をスムーズにするための潤滑油)の量が不十分だと、ガイドバーとソーチェーンが焼きつき使えなくなる可能性があります。燃料より先にチェーンオイルがなくならないよう、燃料を給油する際は、必ずチェーンオイルも満タンにしましょう。

チェーンブレーキの作動確認:チェーンブレーキのレバーを前方に倒し、作動するか確認します。レバーを手前に戻すと、チェーンブレーキは解除されます。

ソーチェーンの準備

ソーチェーンの確認:ソーチェーンに欠けがなく、適切に目立てがされているか確認します。

ソーチェーンとガイドバーの装着:ソーチェーンとガイドバーを、正しい向きでチェンソー本体に仮止めし、ソーチェーンの張りを適切に調整した後、ガイドバーを固定するボルトを十分締め付けます。締め付けが不十分だと、使用中にソーチェーンが外れる恐れがあります。
正しいソーチェーンの張りの目安は、チェーンを指で持ち上げたときにドライブリンクの足が完全に出ず、チェーンを手で回してスムーズに回る程度が良いといわれます。

チェンソーを安全に使うためのポイント

チェンソーを安全に使用するために、以下のポイントをおさえておきましょう。

不安定な場所でチェンソーを使うのは危険!

チェンソーを使用する場所については、以下の点に注意しましょう。

  • 平坦な場所で作業を行います。やむを得ず傾斜地で作業する場合は、足場をしっかり確保します。
  • 濡れている(凍っている)地面や、でこぼこがある場所で使用する場合は、滑らないように特に注意を払います。
  • 立った姿勢でチェンソーを使う場合、左足をやや前に出し、両足は肩幅程度に開くと最も安定します。
  • チェンソーはなるべく体の近くで使います。脇を締めて持つと安定し、体全体でチェンソーを支えることで、腕や肩への負担も小さく、疲労が溜まりにくくなります。

いざというときに体を守る装備を!

注意をしていても、予期せぬ動きによってチェンソーの刃が体に当たることもあります。いざというときのために、以下の安全装備をしっかり装備しましょう。

  • イヤマフ、フェイスガード付きのヘルメット
  • 防振、耐切創の手袋
  • 防護ズボン(チェンソーパンツ)またはチャップス
  • チェンソーブーツ

チェンソーの安全対策についてはこちらで詳しく解説しています。
事故を防ごう! チェンソー作業で安全を確保する対策

チェンソーの使い方

それでは流れに沿って、具体的なチェンソーの使い方を見ていきましょう。

チェンソーの使用の流れ

  1. ブレーキレバーを前に倒し、チェーンブレーキがかかった状態にします
  2. スイッチを入れます(エンジンが冷えているときは、デコンプ付きはデコンプを数回押し、チョークを引く)
  3. 以下の手順でエンジンを始動します
  4. チェンソーを地面の安定した場所に置きます
  5. 右足で後ろハンドルを踏み抑え、左手で前ハンドルを握ります
  6. スターターロープを引きます(最初にゆっくり引き、抵抗を感じたら素早く引く。ロープは手を離さずにゆっくり戻す)
  7. スターターロープを1~2回引いて最初の爆発音がしたら、チョークを戻します
  8. 再度スターターロープを引いてエンジンを始動させます
  9. エンジンが始動したら、チェーンブレーキを解除し、しばらく暖気運転します

チェンソーの正しい持ち方(トップハンドル、リアハンドル)

チェンソーにはトップハンドルとリアハンドルの2つのタイプがありますが、基本的な持ち方は同じです。トップハンドルソーはコンパクトで軽量なので片手で持てる機種も多いですが、片手での使用は危険なのでしっかりと両手で持ちましょう。
切る状況に応じたチェンソーの正しい持ち方を説明します。

1. 縦に切る場合

左手はキックバックに備えて、親指を下に回して前ハンドルのブレーキレバーの中心あたりの位置を握ります。右手のひらでスロットルロックアウトを抑え、人差し指でスロットルレバーを操作します。

2. 水平に切る場合

左手は前ハンドルの側方部を握ります。右手のひらでスロットルロックアウトを抑え、親指でスロットルレバーを操作します。

3. 斜めに切る場合

左手は前ハンドルの曲がり角の部分を握り、右手は縦に切る場合と同様にします。

いずれの場合もチェンソーが落ちないようにしっかりと握りますが、あまり強く握りすぎると柔軟な動きを阻害する上に、振動障害防止の点からも好ましくないので、適度な遊びが必要です。

チェンソー使用時におけるその他の注意点

キックバックを防止するため、ガイドバー先端の上側で切らないようにします。また、なるべくチェンソーの自重を利用して切り込みます。無理に押し付けて切るとチェンソーの故障につながるほか、切断後に勢い余って刃が体に当たる危険性もあります。無理なく切り込むには、正しい目立てが重要です。

使用後のメンテナンス

チェンソーは木くずや油汚れがつきやすいため、毎回の使用後に、チェンソー外部全体及び以下のパーツを中心に清掃します。

  • エアクリーナー
  • キャブレター
  • マフラー周辺
  • ガイドバー溝
  • オイル孔
  • スプロケットドラム周辺
  • ソーチェーン

特にエアクリーナーが汚れていると目詰まりして、空気の通りが悪くなり、エンジンの回転が上がらず、始動も困難になりますのでしっかり清掃しましょう。エアクリーナーは本体から取り外し、空気を吹きかけるか、水で薄めた洗剤で洗います。

清掃することで、チェンソーの動作が正常に保たれるほか、ネジ類のゆるみや部品の損傷も見つかりやすくなります。また、チェーンオイルの吐出状況や安全装置の機能の確認なども併せて行いましょう。

安全なチェンソー作業のために、上記を参考にしてみてください。

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